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ヘラクリオンでのレンタカーを手配しておくと、クレタ島の旅は一気にラクになります。ヘラクリオン「ニコス・カザンザキス」空港(HER)は市街地の東約4〜5kmという近さで、到着ロビーにレンタル各社のカウンターが並び、着陸から15分ほどでハンドルを握れます。クレタ島は端から端まで200km以上、バス路線も限られているので、どの旅程でも車が前提になります。
日本からの直行便はなく、イスタンブール(IST)、ドーハ(DOH)、ドバイ(DXB)あたりでの乗り継ぎで総所要15時間超が目安。長旅の最後にシャトルで別ヤードまで移動する必要がないHERのピックアップは、疲れた体にありがたい設計です。
多くのお客様は着陸から30分ほどで走り出しています。空港自体がコンパクトで、車もターミナル出口から徒歩数分のヤードに置いてあり、シャトル待ちがありません。
北岸高速に出れば、西のレスィムノ・ハニア方面も、東のアギオス・ニコラオス・エルンダ方面も、同じヘラクリオン拠点から無理なく往復できます。クレタではビーチも山のタヴェルナもクノッソスも、結局すべて車移動。バス路線は南岸や山間部で本数が極端に少なく、滞在期間中ずっと借りた方が、2日だけ借りてタクシーで補うより総額で安く収まるケースがほとんどです。
HERでの受け取り場所
HERの主要レンタカーカウンターは到着ロビー内に集約されており、数社の小規模事業者がターミナル外のすぐ近くに窓口を構えています。車両は徒歩数分の専用ヤードに駐車されており、シャトルバスや別敷地への移動はありません。入国審査を出てから運転席まで、10〜15分が標準的なペースです。
深夜・早朝便の受け取り
HERでは早朝・深夜便にも対応している事業者が多いものの、おおむね23時〜翌7時の時間帯のピックアップは追加料金が発生したり、事前手配が必須となるケースが一般的です。フライト到着時刻と各社の有人対応時間を照らし合わせて確認しておきましょう。小規模事業者は深夜帯にカウンターを閉めることがあります。なお、ハニア空港着のフライトの場合は別途、ハニアでレンタカーを借りる手順をご確認ください。
イスタンブール乗り継ぎでHERに02:30着のご夫婦。フライト番号で到着を追っていたので、入国審査を出た瞬間に到着出口でお出迎え、契約は10分で完了。タクシー待ちなしで、その夜のうちにヘルソニソスのホテルへ向かわれました。
ホテル・港への配車
地元事業者の多くは、ホテル、ヘラクリオン港、市内住所への配車に対応しています。一定距離内であれば無料というケースも多く、深夜着便や旧市街滞在のときに重宝します。夜間帯にずれ込みそうな場合は、必ず事前にご連絡を。フライト遅延でお待ちすること自体は問題ありませんが、当日23時を過ぎてから初めて連絡が入ると、現場で調整する形になってしまいます。
出発前に押さえておきたい3つのこと
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夏は早めの予約を。
7〜8月は数週間前に在庫が尽き、当日価格は平常時の倍近くまで跳ね上がります。
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コンパクト+オートマが正解。
ヘラクリオン中心部の細い道も南部の山道も、小型車のオートマが圧倒的にラクです。
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受け取り時に写真で全周チェック。
タイヤ、ホイール、フロントガラス、車体下部は、クレタの道路で「いつの間にか」傷ついたことにされやすい部位です。
デポジット、保険、お支払いについて
ヘラクリオンでの受け取り時には、主運転者名義のクレジットカードに、おおよそ€150〜1,300の返金可能デポジットがオーソリで保留されます。車種クラスと保険プランによって幅があり、フルカバー保険付きの小型車なら下限近く、ベーシック免責のSUVなら上限寄りという形です。無事故返却後、通常7〜30日以内にホールドが解除されます。
基本保険でカバーされる範囲
基本パックには通常、対人賠償保険と、盗難補償付きの車両保険(CDW)が含まれます。ただし免責金額が設定されています。タイヤ、ガラス、ミラー、車体下部は基本の車両保険から除外されることが多く、クレタの地方道で実際に傷つきやすいのはまさにこの部位です。1日数ユーロのフルカバー保険にアップグレードしておけば、ほとんどの自己負担がなくなります。
クレジットカードとデビットカードでの予約
デポジット保留のため、ほぼ全社が主運転者名義のクレジットカードを求めます。デビットカード予約は追加審査の対象となることが一般的です。クレジットカードをお持ちでない場合は、デビットカード対応の地元事業者で絞り込みを。現金デポジットやデポジットなしのフルカバープランを用意している会社もあります。
フルカバー保険は、ラシティ高原の狭い山道での最初の縁石擦りで元が取れることが多いです。タイヤのサイドウォール損傷やミラー破損、対向車を避けた際の下回り擦り——ベーシックプランだとタイヤ1本数百ユーロが丸ごとデポジットから引かれます。
よくある質問
ヘラクリオン「ニコス・カザンザキス」空港の主要レンタカーカウンターは到着ロビー内にあり、一部の小規模事業者がターミナル外のすぐ近くで営業しています。車両は徒歩数分の専用駐車場に置かれており、シャトル移動はありません。HERはギリシャの空港の中でも受け取りが最もスムーズな部類で、入国審査から運転席まで10〜15分が標準的です。
多くの事業者が早朝・深夜便に対応していますが、おおむね23時〜翌7時の時間帯は追加料金が発生するか、事前手配が必要になります。実際のフライト到着時刻と各社の有人対応時間を必ず照合してください。小規模な地元事業者は、24時間対応せず深夜帯はカウンターを閉めます。
ヘラクリオン空港は市中心部の東約4〜5km、通常時で車10〜15分の距離です。空港から直接、北岸高速、市街地、クノッソスのいずれにもアクセスできます。夏のピーク時は数分プラスで見ておきましょう。
はい、クレタの地元事業者の多くが、ホテル、ヘラクリオン港、市内住所への配車に対応しています。一定距離内なら無料、それ以上は少額の手数料で対応というケースが一般的です。路上駐車が難しい旧市街滞在では特に人気の選択肢です。配車地点は予約時に事前指定してください。
ヘラクリオンでは駐車枠が色分けされています。青線=有料・時間制限あり、白線=無料(中心部では希少)、住民専用枠は観光客は利用不可です。レンタカーで一番安全なのは、中心部や港近くの有料パーキングを使うこと。道は狭く一方通行も多いので、コンパクトカーが扱いやすいです。
青線の枠は有料・時間制限ありです。近くのメーターで支払うか、ペリプテロ(街角のキオスク)で紙の「パーキングカード」(スクラッチ式の券)を購入し、到着時刻を表示してフロントガラス内側に置きます。時間超過や未払いは罰金対象で、悪質な場合はナンバープレート没収もあります。
はい。重大な駐車違反に対して、ギリシャの交通警察は切符を切るだけでなく、ナンバープレート自体を物理的に取り外して持ち去ります。罰金を銀行または郵便局で支払い、プレートを引き取るまで、車は動かせません。レンタカーの場合、この手続きはすべて借主の負担となるので、禁止区域に安易に停めないことが大切です。
ヘラクリオンからは、クノッソス(15分)、ラシティ高原、東のアギオス・ニコラオスやエルンダへ気軽に行けます。北岸を西に進めばレスィムノやハニア方面。南岸(マタラ、メサラ)も行けますが、山道で時間がかかります。クレタ島は広大でバス路線も限られるため、車での周遊が基本になります。
ほぼ不可です。クレタの大半の事業者がフェリーでの島外持ち出しを禁止しており、船上では標準保険も無効になります。島巡りをする場合は、クレタで一度返却し、次の島で改めて借りるのが定石です。例外は稀で、書面許可と追加料金が必要となります。
クレタはこれまで本土のギリシャ高速と異なり通行料無料で運用されており、北岸高速も現状無料で走れます。新規のBOAK高速の改良工事が進む区間から距離制の通行料(乗用車で1kmあたり約€0.053+VAT)が順次導入されており、一部の出入口は免除対象です。開通済み区間でのみ通行料を見込んでおけば十分です。
はい。クレタ島内の乗り捨て(ヘラクリオン→ハニア、レスィムノ、アギオス・ニコラオスなど)は人気で、来た道を戻らずに島を横断できます。多くの事業者が乗り捨て料金を設定しており、予約時に表示されます。返却地が有人営業所か(単なる駐車スペースではないか)の確認を忘れずに。
オフシーズンのエコノミー小型車は1日€10〜25と非常に安く、夏のピーク(7〜8月)は1日€40〜85が標準、SUVやオートマはさらに上がります。8月利用なら数週間前の予約が最大の節約策。週単位での1日あたり料金は、日単位より大幅に割安になるのが通例です。
はい。7〜8月は需要が集中し、車両は売り切れ、当日価格も跳ね上がります。数週間前の予約で価格を確定でき、車種クラス(オートマや大型車から先に埋まります)も確保できます。オフシーズンであれば、日程が近づいてからの予約でも問題ありません。
中心部は細い一方通行が多く、地方部は急な山道や鋭いカーブが続きます。多くの方が1日で慣れますが、小型車+オートマで市街地・山道とも格段にラクになります。地元の追い越しや路肩走行に最初は驚くので、防御運転を心がけてください。
有効な正規運転免許証(取得後1年以上)、パスポートまたは身分証、主運転者名義のクレジットカードが必要です。日本の運転免許証単独では運転できないため、ジュネーブ条約に基づく国際運転免許証(JAFまたは警察署で発行、有効期間1年)を必ず携行してください。書類は実物が必要で、コピーやスマホ画像は受け付けてもらえません。